一度は聞いたことがある?知っておきたい有名洋楽ハードロックのおすすめ名曲10選!

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6.Separate Ways – Journey

6曲目は、アメリカのハードロックムーヴメントをけん引したバンドJourneyの代表曲「Separate Ways」です。

日本では1983年にリリースされ、発売当初から全米でも大流行しました。

この曲は、なんといってもTBSで放送されている野球中継(侍ジャパン)のテーマソングというイメージが強いです。

そのため、野球好きなら必ず聞いたことがある一曲だと思います。

また、優れた楽曲であるのに反してPVが非常にダサいことでも知られています。

正直笑ってしまうような出来なので、まだ見たことがないという方は上記リンクよりぜひ見てほしいです。

7.Final Countdown – Europe

7曲目は、北欧メタルというジャンルの確立に大きく貢献したバンドEurope最大のヒット曲「Final Countdown」です。

日本では1987年にリリースされ、スウェーデンのバンドとしては初めて世界25か国でチャート1位を獲得するなどスマッシュヒットを記録しました。

この曲もEye of the Tiger同様に格闘技シーンでの使用が多く、バラエティ番組でも非常によく耳にします。

特に、曲名上制限時間があるような状況のバラエティ番組などで使用されている印象があり、そのキャッチ―なイントロは誰の耳にも残っているのではないでしょうか。

8.Welcome to the Jungle – Guns N’ Roses

8曲目は、後期ハードロックブームを支えたバンドGuns N’ Rosesのデビューアルバムに収録されている「Welcome to the Jungle」です。

日本では1987年にリリースされましたが、日本よりも全米で際立ってヒットした一曲として知られています。

陽気でキャッチ―な楽曲ながら、スラッシュのギターサウンドが光るこの曲は現在でもアメリカを中心に高い人気を誇っています。

そのため、海外のスポーツ中継をよく見る方は必ず聞いたことがあると思います。

9.I Don’t Want to Miss a Thing – Aerosmith

9曲目は、ハードロックバンドとして一線を風靡したのちに下降線をたどっていたバンドAerosmithが一気に再ブレイクを果たすキッカケとなった一曲「I Don’t Want to Miss a Thing」です。

日本では1997年にリリースされ、彼らは全盛期でも果たせなかった全米チャート1位の座を確保するほどに大ヒットしました。

この曲は映画『アルマゲドン』のテーマソングに採用され、同映画がスマッシュヒットしたことで一気に脚光を浴びることになりました。

そのため、日本では映画の内容からバラエティ番組の感動的な場面などでよく使用されています。

ちなみに、聞いてみると分かりますがこの曲は今回紹介した楽曲の中で最も「ハードロックらしくない」一曲です。

そのため、ハードロックバンドとしてのAerosmithで一番好きな曲にこの曲を挙げるファンは少ないと思います。

ただ、知名度優先という事で今回はこの曲を紹介しました。個人的には「Dream on」などが好きですね。

10.It’s my Life – Bon Jovi

最後の10曲目は、ハードロックバンドBon Joviがブレイク後にリリースした「It’s my Life」です。

日本では2000年にリリースされ、「過去の人」として扱われていた彼らを音楽チャートの最前線に引き戻しました。

もともと、ボンジョヴィは1980年代に多数のヒット曲を生み出したバンドでしたが、同曲をリリースする頃には音楽性が変わっていました。

従来はこの記事で紹介するような王道のハードロックを演奏するバンドでしたが、2000年ごろには曲テンポをスローにし、よりモダンなサウンドを志向するようになっていたのです。

こうして生み出された同曲はプロレスや野球選手の入場曲として使用されることがかなり多い一方、クラブやダンスシーンなどでも愛されるなど幅広い層に親しまれています。

また、お笑い芸人のなかやまきんに君のネタでも使われているので、そこで知っている方もいるかもしれません。

2.まとめ

ここまで、どこかで聞いたことがありそうなハードロックソングを厳選して10曲紹介してきました。

この記事を読んでいただいた方には、いかに現代日本人の生活とハードロックが密接に結びついているかが分かっていただけたのではないかと思います。

つまり、ハードロックは不人気になったわけではなく、過去の名曲は現代でも変わらずに愛されているのです。

ただ、残念ながらハードロックバンド・ファン共に年齢層の上がりかたが深刻で、バンドメンバーもファンも全員還暦間近というライブも少なくありません。

そのため、世界的に現代のハードロック界は「若者ファン」が非常に少ないという特徴があります。

かつては「若者の象徴」と呼ばれたロックミュージックのファンに若者がいないのを嘆くというのは、まさしく盛者必衰の理を体感しているようです。

それでも、これだけ日本人に愛されているハードロックを聞かないままにしているのはあまりにも勿体ないです。

古いバンドが大半なので、各種音楽ストリーミングサービスでほとんどの音楽を耳にすることができます。

本日紹介した楽曲にビビッとくるものがあれば、ぜひそのバンドの曲をもっと聞いてみてください!

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