2.機器をとにかく安く買う方法
そもそも、こういった機器はどこで売っているのでしょうか。中古品の大半は、リサイクルショップに売っています。
リサイクルショップとは、ハードオフやトレジャーファクトリーに代表される、中古品専門のお店です。最近では、ブックオフなんかもこの分野に参入していますね。
結論からいえば、筆者としてはとにかく安く買うためならこういったお店で買うことを推奨します。
特に、ハードオフはおススメです。ハードオフには、状態が極めて悪く、一切の動作が保証されないかわりに格安の「ジャンク品」というジャンルがあります。
名前の通り商品はボロボロで、基本的には買い手の修理を前提にしているのですが、パッシブスピーカーなどは構造がかなりシンプルなので、見た目はともかくそのまま使える場合が多いです
(そのまま使用した場合のトラブルなどに関して、責任は負いかねますが)。
また、ハードオフではジャンク品でも一応軽い動作確認がされています。その内容は商品説明文に書かれているのですが、「音出ます」と書いてあればまず大丈夫です。
これがPCなどの場合、簡単な起動確認程度しかされていないので、そのまま使えるかはかなりギャンブルです。
ただ、スピーカーの場合は音が鳴るかどうかが全てなので、鳴ってしまえばこっちのものです。
しかし、ジャンクを買わない方がいい場合も、当然あります。
そこで、◎と〇の機器のうち、ジャンクで買ってもいいものと、ジャンクで買わない方がいいものを、経験談を交えて解説していきます!
1.ジャンクで買ってもいいもの
ジャンクで買ってもいいものは、上述のようにフロントスピーカーとリアスピーカーです。
私はいろいろとスピーカーを買ってきましたが、パッシブタイプでかつ音出ますの表記があったものでハズレを引いたことはないです。
そもそも、ジャンク品の場合安ければ1000円しないので、万が一外してもまた買いなおせば問題ないと思います。
ちなみに、安く済ませる場合でもフロントスピーカーはリアスピーカーよりも少しだけいいものを買った方がいいです。
というより、リアスピーカーは売り場で一番安いスピーカーを買っても問題ありません。
リアスピーカーはハッキリ言って音が鳴ればなんでもいいので、格安を求めるならこだわるのはあまり意味がないです。
フロントスピーカーは、お金に余裕があるならいいものを買っておいた方がいいかもしれません。
もっとも、いいものかどうかは売り場で音を聞いてみることができないので、型番をググってみることが重要です。
マイナーなスピーカーでも、たいていどこかのマニアがレビューをしてくれています。
逆に全くレビューがないスピーカーは、全く売れていないことを意味するので、いいものでない可能性が高いです。
私の現在の使用機器と購入金額
フロントスピーカー…KENWOOD LS-SA7(1500円、ジャンク品)
リアスピーカー…Victor UX-1(800円、ジャンク品)
2.ジャンクで買ってはいけないもの
ジャンクで買ってはいけないものは、AVアンプとサブウーファーです。この二つに共通しているのは、アンプを搭載していること。
このことによって、中身は複雑な構造をしています。それゆえに、ジャンクを買ってもハズレ率が非常に高く、無駄な出費になってしまう可能性が高いです。
実際に、私は「正常に動作しました」というアンプを二台買ったところ、両方とも接触不良の不具合を抱えており、そのうち一台は一週間足らずで電源が入らなくなった記憶があります。
サブウーファーも、やはり二台ほどポンコツになってしまいました。
それをわざわざ直すほどの値段ではなかったので、今はジャンクではない通常の中古品を買って使用しています。
通常の中古品の場合、値段は割高になりますが動作保証があり、初期不良は返金対応ができます。状態も多少はいいので、こっちで買うのをおススメします。
ただ、それでもAVアンプは壊れます。通常の中古品で買ったAVアンプも、2年ほどで故障しました。
そもそも、構造上アンプ類はやや壊れやすいのです。「だったら新品を買ったらいいじゃない」と思われるかもしれませんが、AVアンプの場合新品と中古の値段差があまりにも大きいです。
最新のAVアンプは確かに機能面も充実してますが、普通に使っていると余分な機能が多く、余剰な高性能に感じられます。
中古品で安ければ5000円くらいから買える一方、新品は安くても20000円以上はします。これならば、中古品を4台使いつぶす方がマシです。なぜなら、その間に新品のアンプもたぶん壊れます。
AVアンプ…DENON AVC-1580(5000円、中古品)
サブウーファー…KENWOOD SW-1010(1800円、中古品)
3.まとめ
いかがだったでしょうか。私の理論を参考にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ただ、この記事はほぼ100%主観によって構成されています。そのため、繰り返しにはなりますが私の理論を用いたことによるトラブルや損害などは自己責任でお願いします。
また、購入にあたっての簡単な相談もそちらからしていただいて大丈夫なのですが、基本的に安物ばっかり買っているため、ピュアオーディオや技術的な質問に関しては、満足な返答ができないかもしれません。