映画Fate第2章 [Heaven‘s Feel]の感想・考察(ネタバレ有)3章の結末予想もあります!

雪原映画
スポンサーリンク

本日は現在公開中の劇場版Fate/stay night [Heaven‘s Feel]Ⅱ.lost butterfly』(Fate第二章)の感想と考察について書いていきます。

なお、ネタバレ満載です。まだ観ていない!という方は、是非劇場に足を運んでみてください!

ただ、最低限原作であるゲームの「Heaven’s Feelルート」を攻略したうえで、第一章の映画を観た上で第二章を観ていただくことを強く推奨します!

その理由は、原作ファンに嬉しい要素がほとんど映像化されている一方、理解していないと話がよく分からなくなってしまう世界観の解説などはだいぶ削られているためです。

また、第一章の記事も書いていますので、こちらも合わせて読んでいただくとより映画への理解が深まるのではないかと思われます。

そのため、あらすじなどの説明は省略します。そういったことを知りたい方は、公式サイトの特設ページを参照してください。

それでは、さっそく本編に移りましょう!

スポンサーリンク

1.「Fate/stay night [Heaven‘s Feel]Ⅱ.lost butterfly」の感想

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly 本予告 | 2019年1月12日(土)全国ロードショー

結論としては、「非常に良い映画だった」の一言に尽きると思います。

私も、どっちかといえば面倒なファンよりであることは自覚していますが、これ以上の映像化ができるアイデアは全く浮かびません。

原作の外せないシーンはきちんと残され、さらに映像化にあたっての細やかな調整や配慮も行き届いています。

加えて、原作ルート最大の難点であった「中盤が間延びしすぎている」という点も、映画化にあたって必要に応じてカットされていますが、尺を考えれば取捨選択は概ね正確だったと思います。

1.原作ゲームを思い出させてくれた演出の数々がGood

間桐桜(サクラ)
画像出典:https://entertainmentstation.jp/131012

「原作は恋愛ゲームだった」ということを思い出させてくれる演出もよかったです。

このルートは、ハッキリと言ってしまえば性格が悪めに描かれている桜を、士郎と同じように好きになれるかが鍵だと思っています。

そうでないと、士郎が信念を曲げてまで桜を守ることに全く共感ができなくなってしまいますからね。

その点から、桜の女性的な魅力を感じられるシーンが多く、詳しくは書けませんが「映像化される(できる)とは思わなかった!」というシーンもあります。

ただし、カップルで観に行くことはおススメしません。理由は書きませんが。

2.相変わらずのufotableクオリティ!改変もよくはまっていました

戦闘シーンは安定のufotableクオリティでした。

原作ではそれほど印象に残らなかったバーサーカー対セイバーオルタの戦闘などは、大迫力の戦闘シーンにリメイクされています。

原作ファンの中には、演出過剰のきらいがあると感じられる方もいるかもしれませんが、映像作品として観客を飽きさせないためには必要なシーンだったと思います。

また、原作ルートではかなりアッサリと見せ場なく桜に敗北するギルガメッシュも、格好がつくように口調や表情が調整されていました。

個人的には前ルートのラスボスが見せ場なく負けるところも好きだったのですが、あまりにも情けないシーンだったので、修正もやむを得ない気がします。

また、ギルが負ける直前に桜がおとぎの国に行く演出には驚かされました。

完全新規の演出に「流す映画間違えてんじゃないの?」と思いましたが、そんなことはありませんでした。

あの追加シーンは桜の狂気をよく再現していて、だんだんと壊れていく桜とのギャップがハマっていたと思います。

スポンサーリンク

3.ヒロインしている藤村大河の姿に驚き!Not SSF

藤村大河(タイガ)画像出典:https://xn--fgo-yb4b8dta56dif.xyz/18348

さらに、個人的には大河の追加シーンが、映画の中では一番好きかもしれません。

原作から最近のアニメまで、基本的に「大河=ネタキャラ」みたいなところがありました。

もちろんファンには愛されているのですが、シリアスなシーンになると退場するイメージがどうも強かったのです。

しかし、今作では壊れていくことに苦しみ病床に伏せる桜に対し、本当の姉のように訥々と語りかけます。

その回想シーンで、たびたび海外へと消えてしまう切嗣が恐らく出国のために玄関を出ようとしたとき、伏し目がちに自分もパスポートを握りしめて想いを伝える大河は完全にヒロインでした。

考えてもみれば、大河は切嗣のことをいつも話題にしていました。

加えて男の影もありませんし、そこから考えれば別に切嗣に好意を寄せていることは全く不思議でも何でもないのですが、大河のイメージが先行しすぎて思いつきませんでした。

いずれにしても、素晴らしいシーンだったと思います。

4.イリヤの出番が減っていたのが少し残念

イリヤ画像出典:https://twitter.com/mao0512t/status/932286723802914817

さて、ここまではこの映画を絶賛してきました。しかし、気になるシーンがなかったと言えば嘘になります。

それは、「イリヤの出番が少ない!」ということです。

原作では、前ルートとは違って基本的にイリヤはずっと味方です。

セイバーを失って途方に暮れる士郎に語りかけ、桜を守ることを決意させたのもイリヤでした。そのため、原作では第二のヒロインといっても過言ではないでしょう。

実際に「イリヤルートは諸事情によって作れなかったから、桜ルートと合体させた」という旨の発言を原作者の奈須きのこがしていた記憶があります。

しかし、そうしたシーンは完全ではないものの大幅にカットされてしまっている、というのが事実です。

原作ルートのイリヤは、まさしく士郎の姉であり妹です。悲惨な宿命を背負いながらも、時には幼く、時には大人びて振舞うイリヤは、かなり魅力的なキャラでもありました。

そのため、イリヤの出番が削られてしまったのは素直に残念です。

ただ、そもそもたった二時間の尺で、「桜の魅力を発信しつつ同時並行でイリヤの魅力をも発信する」というのは、あまり現実的ではないでしょう。

映画としての軸を考えたとき、削られるべきはイリヤのパートであることは明らかですし、やむを得ない苦渋の決断だったと思います。

コメント