食費1万円で生活中の大学生が贈る!食費を極限まで抑えるための【究極】節約術

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3.米中心の食生活に麺類を織り交ぜていく!

米

食費を抑えるためのメニューについてはいくつか候補が思い浮かびますが、基本的な考え方としては「米を中心に、適宜麺類を織り交ぜていく」というのが良いと思います。

なぜ米が中心になるかというと、単純に安価で日持ちするというだけでなく、格安メニューのレパートリーが非常に多いからです。

例えば、私が日々実践している「格安メニューローテーション」の中にも、

焼き鳥丼(米+鶏むねorもも肉+焼き鳥たれ)

豚丼(米+豚バラ肉+焼肉たれ)

チャーハン(米+卵+チャーハンの素)

チキンライス(米+卵+チキンライスの素)

など、コスパに優れたメニューが登場してきます。
また、これは食費の抑制と直接の関係こそないものの、米中心のメニューを多く取り入れる理由として、「食事量の調節が自由自在」という点も大きいです。
後述する麺類は「一食何グラム」など、量を制限されている場合があります。
私は基本的に料理が好きではなく、一人で食べる際のコスパ(調理時間・洗い物時間含む)はレトルトに分があると考えているので、一から作るというのも論外です。
そのため、量を調整しやすいのは大きなメリットになり得ます。
とはいえ、麺類にももちろん良いところがあるので、私は場面を使い分けて両者を摂取しています。
主に「格安メニューローテ」に入っている麺類は

パスタ(乾麺+市販パスタソース)

焼きそば(焼きそば麺+ソース)

うどん、そば(乾麺+めんつゆ)

カップ麺

の四種で、この中だとパスタカップ麺の出番が一番多いかもしれません。

理由は米と同様で、値段を変えずに多くのバリエーションを用意できるからです。また、麺の場合は、米と比べて「思い立ってから食べるまでの時間が短い」というメリットがあります。

米はレトルトだと高く、焚くにも数十分時間を取られてしまうので、「早く食事を済ませたい」「米を炊く気力すらない」という際に重宝しています。

したがって、上記で私が挙げたような「格安メニューローテ8種」を上手に組み合わせながら食生活を構成すれば、食費の抑制が成し遂げられるハズです!

4.自分にとっての「食費抑制の限界」を認識する!

さて、ここまでは「食費を抑える」という原則に基づいて、実践的な理論をご紹介してきました。

しかし、残念な現実として我々の節約には人それぞれの「限界」があります。

そのため、私がお伝えしたい最後のポイントは「自分にとっての食費抑制の限界を認識する」ということです。

私は、健康を度外視さえすれば、理論上「毎日素飯を食べ続けることで生きることは可能」だと思っています。

ところが、その食生活を続けていけば自分の精神が限界に近づいていくことはあまりにも目に見えているため、それを実践することはしません。

さらに、過去の経験から「調味料+炭水化物」単体の組み合わせや、「毎日ひたすら同じものを食べ続ける」という食生活には耐えられない、ことも分かってきました。

具体例を挙げると、過去には「焼き肉のたれご飯」や「塩パスタ」で生きてみようとしたこともありますし、毎日ひたすらサッポロ一番だけを食べ続けてみたこともあります。

しかし、だいたい一週間を経過したところで精神が参ってしまったため、ここが私にとって限界を超えた節約なのだと痛感したのです。

そのため、私のように身をもって限界を認識し、その限界を踏まえた上で食費節約のプランを練ることが求められるでしょう。

同時に、これは本記事で私が示した節約案も、人によっては耐え難いものになっている可能性が十分にあるということを意味します。

例えば、私は「おやつを食べるのは止めるべき」と言いましたが、「毎日おやつを食べなければ発狂してしまう!」という方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、無理におやつを止めるのではなく、

・安いおやつの買い方はないか
・おやつそのものを安い種類にできないか
・他の部分で節約ができそうなものはないか

など、異なる視点から節約を考えてみるとよいでしょう。

5.まとめ

ここまで、「食費を抑えるための究極の節約術」というテーマで節約理論を紹介してきました。

記事を読んでいただければわかるように、この理論は「私にとっての究極」であり、人によってはさらなる節約が可能かもしれません。

ただ、私程度の節約意識でも1か月の食費1万円生活には全く支障がないので、世間一般で言われているような食費平均額を考えれば大幅な節約になるという方は少なくないでしょう。

皆さんも、ぜひ自分なりの節約理論を構築してみてください!