3.ハマスタウイング席観戦記!(2019年3月19日対阪神戦)
さて、ここからはいよいよウイング席の観戦記を書いていきます!
インターネットで座席を注文したのち、自宅から電車で一本の最寄り駅・関内駅に向かいました。
決して都会とはいえない地域に住んでいるのですが、ハマスタまで電車一本で出れるのは数少ないメリットです。
現地に着くと、平日昼間のオープン戦ながらお客さんも多く、スタジアム周辺では交通規制が行なわれているほどでした。
そして、お目当てのウイング席はライト側9・10ゲートと、山下公園寄りの位置にありました。
いよいよゲートに入場してみると、外観の高さ通り座席はかなり高い位置にありました。
階段を4Fぶん登ると、ようやくウイング席の入場通路にたどり着きます。
後で聞くところによるとエレベーターもあったらしいのですがそれを知らずに階段をかなり登ったので、ちょっと疲れました。
1.ウイング席の座席ビューは値段の割に悪くない!
そして、いよいよ自分の座席にたどり着きました。ウイング席は全席指定席なので、場所がなくなったりと席を外す際の心配もありません。
席にたどり着いてグラウンドを見渡した際の景観がこちらです。
正直、ウイング席の外観と造りをみた時には「グラウンドがよく見えないのではないか」という危惧もありました。
しかしながら、座席の位置は高くハマスタらしい急傾斜も健在だったものの、思っていたよりもずっとグラウンドが見やすかったです。
知っている方には伝わると思いますが、見え方としてはハマスタの外野指定席とほとんど変わらないという印象を受けました。
個人的には、大きな会場で行なわれるライブの際のステージとアーティストくらい小さくしか見えないと思っていたので、良い意味で驚かされましたね。
2.ウイング席の応援スタイルは内野風
そして、いよいよ試合が始まります。しかしここで、私はウイング席のある特徴に気づきます。
それは、応援スタイルが内野席と同様だという事です。
一度でも野球場に足を運ばれた方は分かると思いますが、内野席と外野席では応援のスタイルが異なります。
内野席は応援チームの攻撃時でも着席して応援し、応援歌に関しても口ずさむ程度です。
しかし、外野席は基本的に立って応援し、応援歌についてもガッツリと歌います。
そのため、観戦初心者に向いているのは内野席と言われることもあるくらいです。
私もそうした応援文化に合わせるようにしているのですが、ウイング席は外野席の上に位置しているという関係上、外野の応援スタイルをするつもりで現地に向かいました。
しかし、先ほども触れたように応援スタイルは内野風だったのです。
まだ席ができたばかりで応援スタイルについても確立されていないのかもしれませんが、ひとまず当面はこのスタイルがとられるのでしょう。
そのため、「外野席の視点は好きだが、応援はのんびり着席して行ないたい」という方には最適な席かもしれません。
3.ウイング席用の売店「Bayside Alley」には限定メニューが目白押し!
そうこうしているうちに、試合が幕を開けました。
試合自体は中盤にDeNAが阪神投手陣を打ち崩し、ウイング席も盛り上がりをみせていました。
そんな最中、私は持参したお酒とおつまみを切らしてしまったので売店に購入しに行きました。
「ウイング席に売店は用意されているのかな」と少し心配していた私ですが、すぐ下の階にはウイング席用の売店「Bayside Alley」なるフードエリアが居を構えていました。
ここでは、球団オリジナルビールなどのお馴染み商品のほかに、エリア限定の球団オリジナルメニューも用意されています。
せっかくなので、私はオリジナルマグロ丼(800円)とベイスターズラガー(700円)を注文しました。
どちらも球場オリジナルメニューながら、東京近郊の野球場で出てくる球場グルメと比較してもレベルが非常に高く、飲食店で出されていても違和感のないほどクオリティが高かったです!
そして、球場グルメを楽しんでいると試合は終盤に差し掛かっていました。
8回終了時点で8-3と勝利ムードが漂う中、9回にはDeNAが誇る守護神・山崎康晃投手が登板しました。
球場内には山崎投手お馴染みの登場曲「ゾンビネーション」が流れ、掛け声とともにヤスアキジャンプをするファンも多くみられました。
最終的に山崎投手は自身のエラーなどで1点を失いますが、後続はピシッと抑え8-4で勝利!
鬼門とされているハマスタの対阪神戦を快勝で乗り切り、開幕に向けて弾みを付けました。
4.まとめ
この記事では、ウイング席に関する情報や観戦記を紹介してきました。
観戦してみた感想としては、外野席よりもお得にチケットを購入できることを考えれば、十分に観戦の選択肢に入るという印象をもちました。
もちろん試合に勝利したことも大きいのですが、観戦満足度はかなり高かったです。
また、応援スタイルが内野風というのはけっこう衝撃的でしたが、ある意味では内野席と外野席のいいとこどりと言えるかもしれません。
このように、ハマスタの座席数も増えたので、最近野球観戦に出向いていないという方もこの際にウイング席で観戦されてみてはいかがでしょう。