2020年は「激変」の年。新卒フリーライターが、ライター2年目の活動を振り返る

フリーランス

2020年も間もなく終わろうとしている昨今。私がライターとして活動を始めたのは2019年の1月なので、ライター歴も間もなく2年を迎えようとしています。

今はそんな節目の、かつ年の瀬でもあるので、ここでは今年の活動を振り返ってみます!

先に言っておくと、今年は「激変」の年でした。

1.昨年立てた「2020年目標」の達成状況

まず、昨年の振り返り記事で表明していた「2020年の目標」を確認し、その達成率を評価してみます。

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2019年1月初頭に、突如「フリーライターになろう!」と考えるようになってから、はやくも一年が経過しようとしています。 この一年、私がどのように行動し、そしてどのような成果を出したか。 本記事では、フリーライターになってからの歩...

昨年は「ライティング」「メディア運営」「インターン」と3本の軸で目標を立てていました。ところが、

  • 2020年5月のGoogleコアアプデ直撃でPV/収益が急降下し、メディア運営には力を入れ亡くなった
  • 諸事情により、昨年務めていたインターン先は新年早々に退職した

という事情があるため、ライティング面の目標のみ振り返っていきます(すでに、予定通りの1年ではなかったことが示唆されていますね……)

なお、下記の目標ですが、昨年の自分はこういう思いで設定していたようです。

今回は、どれも極めて現実的かつマストな目標を立ててみました。

現状の見込みであれば達成できないと困るものばかりですし、5つすべてをクリアして初めてフリーライターになれるような気がします。

うん、めっちゃ強気!

目標1.もっと多くの大手メディアで記事を書く→達成

昨年はほぼ名の知れたメディアで記事を書けていない状況でしたが、年明け早々に小学館運営のWebメディア「和樂web」での執筆が決まり、その後も

  • ハーバービジネスオンライン
  • SPOT
  • bizSPA!フレッシュ
  • Workship MAGAZINE
  • DANRO

など、Yahooニュースやスマニューに出稿している、あるいは月間で100万PVを超えるメディアでも多く記事を書けるように。この目標は達成したと結論付けました。

目標2.取材や企画色が強い案件にもトライする→達成

昨年はいわゆる「こたつ記事ライター」で、商業/非商業問わず自分から企画を立てたり、取材をしたりして記事を書いたことがありませんでした。

一方、今年は3月に「SPOT」で始めて自ら企画/取材した「新型コロナウイルスの影響に苦しむ箱根地域の特集記事」を書けました。

今の箱根は若者だらけ?三度の災害を受けた観光地の意外な姿 | SPOT
こんにちは! 歴史・旅ライターの齊藤颯人(@tojin_0115)です。 新型コロナウイルスの影響で観光業は大...

その後も取材案件はいくつか決まっていましたが、新型コロナウイルスの影響ですべてキャンセルに。

しかし、いったんコロナも落ち着いた7月ごろから取材も再開し、書籍『20代で人生の年収は9割決まる』の著者・土井英司氏への取材でインタビュー初挑戦。

手取り12万円からアマゾンジャパン社員に。逆境下でのキャリアの築き方 | bizSPA!
 20代の若者にとって、キャリア設計は悩みの種。ましてや新型コロナウイルスの影響で社会が混乱している中、生き方の指針を失っている人も多いのではないでしょうか。  今回話を聞いたのは、2010年に発売され、今年文庫化された『20代で人生の年収

現在は執筆記事のほとんどが企画、取材記事になり、自治体と協力しての案件や求人広告、有名人取材なども経験。この目標は想定以上に質の高い形で達成できました。

目標3.東京を離れても通用する実力を身に着ける→微妙

この目標は、昨年「東京を出て京都に住むんじゃ!」と思っていたがゆえに出てきた目標ですが、

  • 東京でやり残したことが多い
  • 結婚した
  • 新しくインターンを始めた

などの理由により、現在はほぼ京都移住を考えていません。そのため、結果として目標にする意味はあまりなかったかなと……。

ただ、実力だけで考えれば「地方でもやっていけないことはないが、もう少しのレベルアップは必要」という感じ。実際にやってみないとなんとも言えない部分でもあるので、「微妙」という評価です。

目標4.書籍を一冊出版する→未達成

書籍はまだ出せていないので、これは明らかに未達成です。ただ、いま思えば昨年の時点で「極めて現実的かつマストな目標」とは言い難く、達成できないのもやむを得ない気はします(目標の見積もりが甘すぎる……)

もっとも、最近「本を出す道筋」は少しずつ見えてきたかなと。今までは、企画書を作って売り込んだり、noteでの連載を書籍化したりといった方向で考えていましたが、「Webメディアで人気連載を持つ」のが書籍化の近道だと思うようになりました。

なので、来年は書籍化につながるような連載を担当したいですね。

目標5.平均月収20万円→帳簿上は達成

平均月収20万円は、帳簿上だと達成できました。なぜ「帳簿上」かといえば、新型コロナウイルスの影響で仕事が飛びまくったため持続化給付金を受給したり、定額給付金が支給されたりしているから。これらを合わせれば達成できましたが、純粋なライター業で稼いだ額だと達成できたかは微妙。

来年はもう少し稼がないといけません。

2.目標外の2020年の振り返り

すでに昨年の目標振り返りで触れた部分以外で、改めて今年の活動を振り返ってみます。

1.クラウドソーシングから完全に卒業できた

昨年末の時点でクラウドソーシング経由の仕事は収入の1割以下になっていましたが、今年は2月の時点でクラウドソーシング経由の仕事ゼロを達成。

その後も年末までクラウドソーシング経由で仕事をすることはなく、クラウドソーシングからの完全な卒業を果たせました。

正直、いま思えばいい編集部でインターンしたり、ライターデビューした段階で知人のライター、編集者に仕事を融通してもらったり、記事コンテストに応募したりしてライターデビューしたほうが効率は良かったですが、クラウドソーシングを脱せたので結果オーライとしましょう。

ただ、せっかくなので「クラウドソーシング出身ライター」という肩書は今後も生かしていきたいですね(基本クラウドソーシングは嫌いなので、下記記事のようにサービスを批判する系統ですが……笑)

知らないうちに著作権侵害?「クラウドソーシングサービス」で発注される仕事の現実 « ハーバー・ビジネス・オンライン
コロナ禍でクラウドソーシングの利用者が増加新型コロナウイルス(COVID-19)の流行によって、外出を伴わない「在宅ワーク」が注目を集めている。各企業でもテレワークが徐々に実施に移されるようになった…

2.大学を卒業し、学生ライターから新卒フリーライターに

4月からは大学を卒業して新卒フリーライターになりましたが、学生時代からライターとして活動していたこともあり、いまのところ大きな変化は感じていません(大学卒業と同時に放送大学へ入学し、ふたたび学生になったことも大きいと思いますが)。

ただ、大学図書館が使いづらくなったり、同級生を遊びに誘いづらくなったり、奨学金の返済が始まったりと、変化を感じる部分もありますね。

3.結婚して夫婦での生活が始まる

昨年の時点で彼女はいましたが、もちろん結婚など頭の片隅にもありませんでした。ただ、交際期間を経て「お、これなら結婚できそうだ」という思いが。愛情、経済的メリット、価値観の一致、お互いの実家の不干渉ぶり、若くに結婚する希少価値……など、いろいろな点を考慮して6月にプロポーズ、9月に結婚しました。ちなみに、結婚の内実は記事にもしています。

「契約結婚」をしてみて分かった、日本の結婚制度のヤバさ « ハーバー・ビジネス・オンライン
私事で大変恐縮ではあるが、実は先日、とある女性と婚約をするに至った。その結婚に際して、私と相手はある構想を抱いていた。それは、海野つなみさんが原作を描き、2016年にはドラマ化でも大きな反響を呼んだ…

いまのところ、結婚生活が破綻しそうな感じもないので、当面は関係も続く……はずです。妻の思いは分かりませんが(笑)

4.Workship MAGAZINE編集部に勤務し始めた

10月から、東京のIT企業・株式会社GIGの運営するオウンドメディア「Workship MAGAZINE」の編集部にインターン生として勤務し始めました。

Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)
Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)は、日本最大級のフリーランス向けウェブメディアです。エンジニア、デザイナー、マーケターなどデジタル系専門職のフリーランスにとって役立ち、刺激になる情報をお届け。 海外最新情報やフリーランスノウハウ&ツール、著名人インタビューなど、さまざまなコンテンツを発信中です...

新卒で就職しないレベルには「集団行動」が苦手な私ですが、メディアの中に入らないと分からないこともあります。また、編集の仕事もしてみたかったですし、「新卒フリーランス」という軸をより強化したい思いもありました。

そう思っていた時にインターン募集の話があり、詳細を聞いてみると「週2日から、フルリモートも可」とのこと。「これならいける!」と思い、現在はフリーライター業と兼業して勤務にあたっています。

いろいろと学びや出会いも多く充実した日々ですが、あくまでシビアな世界。リストラされないよう全力で業務にあたっていくつもりです。

5.出版関係者を含め、多くの人に出会えた

新型コロナウイルスの影響で人との出会いが制限された1年でしたが、幸い私は出版関係者を含め、多くの出会いに恵まれました。

師匠的なポジションの先輩ライターや編集者の方、切磋琢磨する同年代のライターさん、取材でお世話になった皆さん、関西で行われたイベントで出会った方々など……。

皆さんと付き合うことで直接仕事を受注できたり、能力アップにつながったり、記事ネタをゲットできたり、業務的なメリットが大きいのも事実。ただ、それ以上に私と違うベクトルで「賢く面白い変人」が多いので、付き合いやすさを感じるのが一番の魅力。

来年はもっといろいろなコミュニティに顔を出してきたいですね。ライターは人に会ってナンボなので。

3.2020年印象に残った記事

今年は月に8本程度記事を書いていたので、合計で100本くらい記事を世に送り出した計算になります。

そんな記事のなかから、とくに印象に残ったものを分野別に選んでみました。

1.インタビュー記事

①:手取り12万円からアマゾンジャパン社員に。逆境下でのキャリアの築き方

手取り12万円からアマゾンジャパン社員に。逆境下でのキャリアの築き方 | bizSPA!
 20代の若者にとって、キャリア設計は悩みの種。ましてや新型コロナウイルスの影響で社会が混乱している中、生き方の指針を失っている人も多いのではないでしょうか。  今回話を聞いたのは、2010年に発売され、今年文庫化された『20代で人生の年収

先ほども紹介した初めてのインタビュー記事はやはり印象的。オンライン取材でしたが、かなり緊張したことを覚えています。幸い、インタビュイーの方が快く取材に応じてくださったので、異色のキャリアを魅力的に発信できたかなと思います。

②:リスカ傷跡が手首に今も…20代「墨出し職人」の壮絶人生

リスカ傷跡が手首に今も…20代「墨出し職人」の壮絶人生 | bizSPA!
 少子高齢化により、日本全体で「人手不足」が叫ばれる昨今。なかでも特に若い働き手が不足しているのが、「建築系」の業界。そんな業界に、高校卒業から間もなく入ったという山口祐樹さん(仮名・24歳)。  山口さんは父親が建築系の会社を経営しており

同年代で建築現場の測量などを担当する「墨出し職人」の人生を聞いた記事です。我々が見て見ぬふりをしている建築業界の闇を突き付けられたような気持ちになりましたね。ちなみに、インタビュイーの方の「自殺に向けた情報収集法」が、私が自殺しようと思ったときのそれと全く同じで意気投合しました(笑)。

なお、まだ記事としてリリースされていないので、残念ながらリストには載せられなかったものの、いくつか担当した著名人相手の取材は強く印象に残っています。

2.旅行系記事

①:今の箱根は若者だらけ?三度の災害を受けた観光地の意外な姿

今の箱根は若者だらけ?三度の災害を受けた観光地の意外な姿 | SPOT
こんにちは! 歴史・旅ライターの齊藤颯人(@tojin_0115)です。 新型コロナウイルスの影響で観光業は大...

こちらも先ほど紹介した初めての旅行記事。箱根の様子や、街頭インタビューなどを通じて意外な当時の姿を発信できたと思います。街頭インタビューをするとめっちゃ不審がられることもよくわかりました。ただ、現在進行形で当時の苦境が可愛く見えるような災厄に見舞われているので、遠い昔の出来事のように感じてしまいますね。

②:今こそ「GoTo多摩」!地元出身ライターイチオシ、知られざる魅惑の歴史スポット大特集!

今こそ「GoTo多摩」!地元出身ライターイチオシ、知られざる魅惑の歴史スポット大特集! | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
2020年10月から「Go To トラベル」キャンペーンの東京適用が、同月24日には「都民の都内旅行補助事業」がスタート。ですが、いきなり「東京を旅行してみて」と言われても、都外の方はおろか、都民でも旅行先が浮かばないか、23区内の観光地を選んでしまうでしょう。実際、各種報道で言及される「都内の観光地」も、23区内のも...

自分の「多摩出身」というルーツと、歴史ライターとしての活動をうまくかけ合わせて書けた記事。「自分ならではの視点」を発揮できたかなと思います。もっとも、Go Toトラベルは全国で全面停止に……。「今こそGoTo多摩」とは書きづらい時節になってしまいました。

3.SEO(こたつ)記事

①:「ワシがう〇こを漏らしただと!?」徳川家康にインタビューしたら、脱糞説に激怒された

徳川家康にインタビューしたら、脱糞説に激怒された【妄想インタビュー】 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
江戸幕府の初代将軍・徳川家康。その知名度から家康にまつわる逸話は数多く存在しますが、なかには彼の名誉を傷つけるようなものもあります。 その代表例が、「徳川家康脱糞説」。家康は三方ヶ原(みかたがはら)の戦いで武田信玄に完敗を喫し、戦場での恐怖から脱糞。家臣にその跡を見られると「これは味噌だ」と言い訳したとされます。一方、...

「家康にインタビュー」という意味不明な字面が物語る通り、「家康にインタビューした態で書いた妄想記事」です。とはいえ、書く側はいたって真剣。家康の性格や「脱糞説」に関する文献、研究を調査し、ネタに振りつつも学びの多いコンテンツをつくれたと思います。めっちゃ書くの大変でしたけど……(笑)

②:『日本国紀』だけじゃない! 書店にはびこる「エセ歴史本」に惑わされないために

『日本国紀』だけじゃない! 書店にはびこる「エセ歴史本」に惑わされないために « ハーバー・ビジネス・オンライン
書店に山積みされる「エセ歴史本」皆さんは、「エセ歴史本」と言われてすぐにその実態を思い浮かべることができるだろうか。歴史を専門に研究されている方なら造作もないだろうが、ある程度専門的に歴史学を学んだ…

上記の記事とは真逆で、現代歴史学の問題に真正面から立ち向かった記事。タイトルやコンテンツが強気だったので、記事をめぐって大学教授や歴史家の間ではずいぶん論争が起こっていました。ただ、間違ったことを書いたつもりもなく、論争もこの記事に肯定的な識者が多かったので、いい問題提起ができたと思っています。

③:「フリーランスが増えている」は本当か? 統計データをもとに検証

「フリーランスが増えすぎた」は本当か? データから人口の増え方を検証 - Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン)
働き方改革が叫ばれる日本では「フリーランスは増え続けていて、これからは個の時代が来る」と言われます。しかし、これは本当なのでしょうか。今回は、フリーランスの人口推移を、統計やデータを用いて調査してみました。

「日本のフリーランスは増えている!」「これからはフリーランスの時代だ!」という風潮が、じつはデータに基づいていないことを示した記事です。「フリーランス最強論」に一石を投じ、かつPVがかなり好調と、「理念と実利」の両立を果たせた記事でした。「フリーランスメディアがこの記事を出すのはどうなんだ……」と葛藤しつつも、企画にGOサインを出してくれた編集長に感謝。

4.エッセイ記事

①:「契約結婚」をしてみて分かった、日本の結婚制度のヤバさ

「契約結婚」をしてみて分かった、日本の結婚制度のヤバさ « ハーバー・ビジネス・オンライン
私事で大変恐縮ではあるが、実は先日、とある女性と婚約をするに至った。その結婚に際して、私と相手はある構想を抱いていた。それは、海野つなみさんが原作を描き、2016年にはドラマ化でも大きな反響を呼んだ…

先ほども話題に出した、私と妻の結婚をめぐる記事です。タイトルは過激ですが、そう言いたくなるレベルに日本の結婚制度は欠陥だらけ。結婚してみて改めて感じたことを思いのままに書いたところ、相当PVが伸びたみたいです。いまでも「契約結婚」でググると検索順位が1位なので、多くの人に読み続けられているんでしょうか。

②:新卒カードや安定を捨ててでも、新卒フリーランスライターという茨の道を進んだ理由

新卒カードや安定を捨ててでも、新卒フリーランスライターという茨の道を進んだ理由 - 自分の「旗」を掲げる人の、働き方メディア:SoloPro (ソロプロ)」
はじめまして。ライター/編集者の齊藤颯人です。 「大学を出たら就職するものだ」 この認識は、言うまでもなく一般

新卒フリーライターになった理由を述べたエッセイ記事。こういう方向の「新卒、学生ライター関係の記事」はずっと書きたかったので、そういう意味で印象的でした。今後は、新卒フリーライターの視点でほかの学生フリーランス、新卒フリーランスの方に取材してみたいと思っています。

③:中途半端な友達はいらない!「圧倒的ぼっち」だった私が、最高の学生生活を送れた理由

中途半端な友達はいらない!「圧倒的ぼっち」だった私が、最高の学生生活を送れた理由 | DANRO
世の中で「ぼっち」という単語が良い言葉として使われる機会は皆無です。ましてや、「ぼっちの学生」と言おうものなら、そこに込められているのは哀れみや嘲笑の響きだけ。私自身、学生時代は「圧倒的なぼっち」だったため、実感としてよく分かっています。 しかし、「ぼっち=不幸」かといえば、そんなことはありません。

高校時代の「ぼっち武勇伝」はいろいろなところで話のネタにしてきたのですが、それが商売になったことに感動しました。あと、記事への反響が賛否両論真っ二つに割れたのも面白かったですね。現在続編の執筆中なので、気になる方は私のTwitterをチェック!

4.2020年の売上

以上のような活動を通じて、具体的にどれくらいの売上を記録したのでしょうか。ここでは、月別におおよその売上を発表していきます(売上なので、経費や税引前の純粋な稼ぎです)

1月350,000円
2月190,000円
3月230,000円
4月50,000円
5月130,000円
6月80,000円
7月190,000円
8月200,000円
9月190,000円
10月270,000円
11月190,000円
12月170,000円(見込み)
持続化給付金、定額給付金1,100,000円
合計3,340,000円
月平均278,333円

まず、4~6月の緊急事態宣言で受けた打撃が分かりやすく示されています。とくに落ち込みがひどかったのは4月ですが、前年はフリーライターとして駆け出しながら馬車馬のように働いていたので、幸い持続化給付金を満額受給できました。

その後は安定して20万円前後を稼げており、慎ましく生きる分にはなんとかなる数字かと。

5.2021年の目標

最後に、来たる2021年の目標を立ててみます(なお、「ライター/編集者として経験を積む」などの定量化できない目標は除いています)

  1. 文春オンライン、東洋経済オンライン、現代ビジネス、プレジデントオンラインなど、このレベルのメディアで書く
  2. 紙媒体で書く
  3. 書籍化につながりそうな連載を書く
  4. 自分が企画したテーマでヒット記事を出す(ヤフトピ、SNSバズ目標)
  5. フリーランス編集者としてデビューする
  6. 学生ライター、新卒ライター軸で取材を受ける。または講演、講義などをする
  7. 総売上300万円

ひとまず、この7つを目標にしてみました。来年はライターとしての実績を確立したいため、ライター寄りの目標が多めです。この中で半分以上は達成したいところ。

また、もし皆さんの中で「この中の目標達成のために手を貸せそう!」という方がいれば、即座に私までご連絡を。泣いて喜びます。

6.来年もよろしくお願いいたします

ここまで、長々と今年の振り返りをしてきました。ここまで約6500字の長文でしたが、すべて読んでくださった方も、飛ばし飛ばし読んでくださった方も、なぜかこの一文だけ読んでくださった方も、お付き合いいただきありがとうございました。

レベルの高いライター/編集者になれるよう頑張りますので、来年もよろしくお願いいたします!

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