2018年、細々と続けられていたアフターサービス打ち切りのリリースが出され、役目を終了した長寿ハード、PS2(プレイステーション2)。
2019年現在ではPS5の発売も噂されるようになるなど、流石に過去のハードであるという印象が否めなくなってきました。
しかし、実は今でも最新ハードや他機種に移植されていないゲームはけっこうあるので、ふとそれらをプレイしたいと考えた時にはPS2を起動しないわけにはいかないのです。
そこで、この記事では現代でPS2をプレイしようと考えた際に遭遇した事例と、その解決方法を紹介していきます。
1.無性に「君が望む永遠」をやりたくなった
画像出典:アニメの感想
そもそもPS2をプレイするきっかけになったのが、ageというブランドの名作ギャルゲ「君が望む永遠(通称:君望)」というタイトルをやってみたくなったためです。
同作は1990年代後半に発売されたPCゲームで、家庭用ハードではドリームキャストとPS2に移植されています。
私も昔から名作であるというのは知っていたのですが、以前ギャルゲの記事でも紹介した「White Album2」というゲームについて2chで雑談していると、「ホワルバ好きなら君望もやるべき」という意見を見かけたので、それならばと思った次第です。
心に浮かんでから行動までは早いほうなので、さっそくプレイしてみようとよくお世話になっているサイト(18禁なのでリンクは載せません)の情報から入手手段を検討しました。
すると、現状の相場ではどうやらPC版が一番安いようだったので、そこから手を出してみることに。
2.Win10で動かないギャルゲが多いという事実を再認識…
レビューを見ていくと「Win10で君望は動きませんよ」という書き込みが複数あることに気づきます。
そう、私が使用しているPCのOSはWindows10なので、この時点でPC版が動かないという事実を認識させられてしまったのです…。
実際、過去にも私はこうした問題に直面しています。「月姫」や「YU-NO」をプレイした時などですかね。
画像出典:comicwalker
あくまで体感ですが、90年代後半から00年代前半に発売されたPCゲームのうち、何も考えないでWin10でも遊べるゲームは5割もないでしょう。
多少対策をすれば遊べるものは少なくないですが、君望の場合は「数分ごとにゲームが落ちる」という致命的なものであったため断念。
思えば、前に同じくageの「マブラヴ」というゲームをやろうとした時にも同じことが起こっていました。
一応マイクロソフトは過去Windowsシリーズとの完全互換をうたっていますが、正直言ってこれは大ウソなので注意が必要です。
Win7あたりまでは大半のゲームが動いたんですけどね…。
3.PS2がPCモニターに繋がらないことを思い出す
マイクロソフトに抵抗しても仕方がないので、家庭用に移植されているバージョンの中でできるものを探す路線に切り替えました。
正直、この時点で家庭用版が発売されていないゲームは遊べなくなってしまうので、往年のPCゲームファンにはネットから隔離された状態のXPやVista機を所有されている方もいらっしゃるみたいですね。
ただ、君望の場合はDCとPS2に移植されていたので、そこから遊ぶことは可能になっています。
私はDCを持っていないので、家庭にあるPS2にてプレイする前提でいました。
しかし、そこで私はまたある問題に直面します。
現在私が使っているPCモニターにある映像入力端子とPS2に搭載されている映像出力端子が合致しない、つまりモニターとPS2を繋ぐ手段が存在しないのです。
例えば、私のモニターに存在する入力端子は「HDMI×2・VGI×1」となっていて、PS2側の出力端子と対応するものが存在しません。
どうしてこういう事態が起こってしまうのかというと、その原因は最近のPCモニター側にあります。
今時のモニターには、正直HDMI以外の接続方法が用いられることはほぼありません。
そのため、「それ以外の端子はいらないよね?」という形で他の接続方法が削られており、20代以上の方にはお馴染みの赤白ケーブルを指す場所が存在しないのです。
TVにはだいたい標準搭載されているのですが、私はTVを持っていないのでどうしようもなく…。
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