バイトvs長期インターンvsフリーランス!大学生版「働き方改革」の最前線を検証!

フリーランス
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昨今「働き方改革」が叫ばれていることはすでにご存じだと思いますが、この波は大学生の間にも押し寄せています。

一昔前までは「大学生のアルバイトといえば飲食・コンビニ・塾講師」といった風潮もありましたが、近年では「長期インターン」で就職活動に結び付けようという動きが盛んになり、私のように学生時代からフリーランスとして活動する学生も出現してきました。

しかし、こうした多様な働き方を横並びで比較し、学生たちに検討の材料を与えられるような情報は決して多くありません。

そこで、この記事ではすべての働き方を経験した私が、それぞれのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。

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1.定番だが難点も少なくない「アルバイト」

まず、大学生の働き方としてとにかく王道なのは、今も昔も「アルバイト」なのに変わりはありません。

アルバイトという働き方について今さら説明するまでもないかもしれませんが、ザックリ言えば「雇用期間に限りがある労働契約」に基づいて働くこと。いわゆる「非正規労働」というヤツですが、学生の間はかなり助けられます。

私ももちろん最初にアルバイトという働き方から「労働者デビュー」したので、敷居の低さがあるのは確かです。

1.アルバイトのメリット

1.働き口が多く、仕事を見つけやすい

アルバイトは社会に広く浸透した働き方なので、とにかく仕事を見つけやすく働き口が多いのは間違いありません。

どこの求人サイトを見ても募集は無数にありますし、勤務地や仕事の種類なども自分好みに合わせられます。

また、普通に就職するのが難しい出版社あたりにアルバイトで潜り込み、勤務経験を得ることもできます。

働き口が多くて悪いことはありません。

2.(長期インターンやフリーランスに比べると)稼ぎやシフトが安定する

正社員と比べて「アルバイトは安定しない!」とよく言われますが、大学生の働き方という視点で見ればかなり安定した部類に入ります。

ほとんどのアルバイトはシフト制なのである程度の出勤日数も保証されていますし、出勤できるということは稼ぎも発生します。

また、多くのアルバイトは時給制になっているので、働いた分だけお金がもらえるというのも大きいです。

「働いた分だけお金がもらえる」と聞けば当たり前にも思えますが、これは正社員や長期インターンだと必ず保証されているわけではないメリットなのも事実。

3.幅広い層と交流が深められ、社会経験が積める

もう一つアルバイトの大きなメリットとしては、幅広い層の人たちと交流が深められ、社会経験が積めるという点でしょう。

フリーランスの場合は対面しないことが多いので言うまでもありませんが、長期インターンでも意外と社内の限られた人たちとしか接せないもの。

アルバイトも同じバイト先の人たちに会うという点では変わらないですが、同じアルバイトでも年齢が違ったり、あるいは責任者である正社員とも交流がもてます。

(憧れたり、尊敬できるかはともかく)幅広い層の人と会っておくことは非常に重要で、後の人生につながる学びを得ることが可能です。

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2.アルバイトのデメリット

1.シフト制が原則で、在宅勤務などの融通が利かない

アルバイトは基本的にシフト制での出勤になりますが、これはデメリットも多くあります。

シフト制ということは予定がある程度拘束されることを意味しており、大学生を満喫するのに少しだけ支障が出てしまいます。

また、昨今の新型コロナ流行で大学生が苦境に立たされているという報道からも分かるように、基本として在宅勤務などには対応していません。

安定感のある働き方なのは事実ですが、それがかえって悪く作用することもあります。

2.基本的に「雑用係」の域を出ない

働く敷居が低く働き口が多いというメリットは、同時に「仕事の内容は軽め」というデメリットにもつながります。

「楽な仕事が多い」というと良いことにも思えますが、ここでいう「楽」とは「責任」のこと。

アルバイトだとどうしても責任の軽い仕事になってしまうことが多く、就職や将来的なスキル形成につながりにくいと考えたほうが良いです。

もちろんバイト先によってもこの点は大きく異なりますが、インターンやフリーランスに比べると「時間をお金に換える」感が否めないのは事実です。

3.トンデモない人に会う確率が高い

多くの人たちと触れ合えることはメリットですが、それは同時に「やっかいな人と会う確率が高い」ということも示しています。

よく聞く話ですが、バイトリーダーや責任ある正社員がかなりのポンコツで、学生をイビるという経験談は後を絶ちません。

それでも「年功序列」を持ち出してくるので、優秀な学生が無能な上司に従わされているという状況が生まれてきてしまうのです。

これは学生側にとって相当なストレスになることが予想され、耐えられない人は耐えられないでしょう。

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2.就職につながるが搾取も多い「長期インターン」

最近の大学生にとってはもはやお馴染みとなった「インターン」。就職活動の際には避けられないイベントで、私の周りでもほとんどの学生が一度は経験していたように思えます。

インターンといっても二種類があり、上のように就活で短期間だけ就業する「短期インターン」と、アルバイトと同じように年単位で就業する「長期インターン」があります。

前者は労働というよりも「職業体験」といった感じですが、後者は立派な労働なのでアルバイト代わりに使っている学生も少なくありません。

1.長期インターンのメリット

1.アルバイトよりも大きな仕事ができる

長期インターンは、アルバイトに比べると携われる業務が多く、そして深い印象があります。

インターンを実施している会社の多くはベンチャー企業なので、社員数がそれほど多くないことも珍しくありません。

そのため、会社業務の主軸をインターン生が担っているという例も少なくなく、アルバイトでは関わりにくい事業開発やビジネス提案なども行えるのが強みでしょう。

こうした経験は就活に直結しやすく、意識の高い学生の間では人気が高まっています。

2.ビジネスの世界を早くから体感できる

普通の大学生がビジネス的な雰囲気を感じ、一通りのマナーを学ぶのは就職を意識する頃になることが多いです。

しかし、インターンでは早くから事業にかかわることができるので、必然的にビジネスの世界へ身を置くことになります。

そうすると、単なるビジネス講座やマナー本で学ぶような表面的な知識ではなく、体感に基づいた自分なりのビジネスにおける振る舞いを体得できるものです。

会社に入った後も、「どうやって事業が生まれ、成り立っているのか」という視点は大切になってくると思いますし、ある程度ミスが許される学生のうちに恥をかき切っておくことも必要です。

3.勤務体系が自由で独自の福利厚生がある場合も

長期インターン先はベンチャー風土が根付いていることも多く、普通のバイトではまずあり得ないような在宅での勤務や独自の福利厚生を利用できることも珍しくありません。

確かにインターン生ではあるのですが、一方で会社側も「戦力」として換算しているので、社員に等しい待遇を受けられるのです。

また、社長や代表との距離が近いことも特徴で、彼らが一流企業を退職後に起業している場合は「一番身近で優秀な社会人」と気軽に話せることもメリット。

もちろん就活にもつながります。

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2.長期インターンのデメリット

1.アルバイトに比べると働き口も職種も限りがある

どこでも募集をしているアルバイトに比べると、やはり長期インターンは働き口が限られます。

一応Wantedlyなどの専用サービスもありますが、案件の数はアルバイトほどではありません。

加えて職種もベンチャー系のものに限られる傾向があり、ITやメディア関係以外だとなかなか望みの職場がないかもしれません。

そのため「適当に長期インターンをする」というよりは、「就きたい職種に就くステップとしてインターンする」というのが良いと思います。

2.「意識高め」な社風が合わない人には合わない

長期インターンのメリットは「ベンチャー気質」に基づくものが多い一方、当然ながらそれゆえのデメリットも目立ちます。

私が一番合わないと感じた点は「会社全体が意識高めなオーラに満ち満ちている」ところです。

皆さんも「意識高い系」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、まんまそれに当てはまるような人種が少なくありません。

本当に優秀ならいいのですが、「言ってることだけ立派で中身が伴っていない」という例も多く、それに同調できない人は耐えられないことも。

3.やりがい搾取も目立つ

大学生にしては珍しいほどに大きな仕事ができる一方で、長期インターンには「やりがい搾取」の懸念もつきまといます。

もちろん会社にもよりますが、インターン生に対し「裁量をもって仕事ができる」ということを売りにして人員を集め、最低時給で重い仕事だけをやらせるという話を聞いたことがあります。

会社側の言い分は「貴重な仕事をさせてやっているから、お金より大切なものを得られている」なんてところでしょうが、客観的に見れば明らかなやりがい搾取。

確かに経験も貴重ですが、仕事に見合った稼ぎがあるのかどうかは注意深く考えるべきでしょう。

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3.とことん自由だが困難も多い「フリーランス」

「フリーランス」というと学生の職というイメージはないかもしれませんが、大学生でもフリーランスとして活動できます。

実際、私が大学3年生のころからフリーライターとして活動していたことが何よりの証拠でしょう。

このフリーランスという働き方は良いところも悪いところもかなり目立ちますが、個人的には大学生のうちにバイト代わりで手を出すならけっこうオススメです。

1.フリーランスのメリット

1.働き方の自由度や時給が最高クラス

そもそも「フリーランス」という働き方は、基本的に「誰かから依頼を受けて、それを解決することで稼ぐ」というもの。

そのため、自分のやりたい仕事を自分の意志で選択することができます。

私はあまり外に出たくなかったので在宅の仕事を中心にやっており、嫌な仕事は受けていませんでした。

それでも昨年は月平均で20万近く稼ぐことができたので、働き方の自由度や時給換算での稼ぎは最高クラスといえそうです。

2.人間関係に苦しめられることはまずない

アルバイトや長期インターンと違ってフリーランスは何かの組織に属さないのが一般的なので、人間関係の煩わしさは皆無といっても過言ではありません。

もちろん業務上で連絡をとる相手はいますが、たいていはメールやチャットのやり取りだけで仕事が完結します。

私は長い付き合いでも顔が分からないクライアントも多少いるほどで、人づきあいが苦手な方には最適。

ある程度成長してくと逆にコミュ力が超重要になっていきますが、アルバイト代わりにやっているうちはさほど重要なスキルでもありません。

3.社会人になっても稼げるスキルが身につくのは確か

学生といえどもフリーランスである程度稼げているならば、社会人になっても通用するスキルが成長しているのは間違いないでしょう。

もちろん新卒フリーランスになる必要はありませんが(むしろ、可能なら避けたほうがいいです)、普通に就職しても副業としてお小遣いを稼ぐことはできるようになります。

また、万が一就職先に馴染めなくても、「最悪フリーランスの道もある」と思っておけば、精神的にはいくらかラクになるハズ。

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2.フリーランスのデメリット

1.超実力主義なので、稼ぎの保証は一切ない

フリーランスは良くも悪くも超実力主義なので、稼げない人はとことん稼げません。

最低時給の保証もなければ仕事がどれだけ得られるかも本人次第なので、力がなければ全く稼ぐことはできないでしょう。

加えて、世間的にも学生ではなくフリーランスとして見られるので、スキルだけでなく連絡をする際の言葉遣いや請求書の発行、確定申告なども当たり前に求められます。

そのため、ある程度カッチリしたアルバイトや長期インターンを経験して学生気分を払しょくしておかないと、色々と苦労するのは間違いありません。

2.意識しないとスキルも育たない

フリーランスは確かにスキル依存の仕事ではありますが、一方で何のスキルもない人でも全く稼げないわけではありません。

先ほどアルバイトの下りで触れた「雑用」に近い仕事もあります。

しかし、そうした仕事は誰でもできる単純作業であることが多く、どれだけ反復しても成長には一切つながらなかったりします。

自分からある程度高い意識をもって学んでいけば確固たるスキルを身につけられますが、適当に時間をお金に換えていると後に何も残らないのがフリーランスです。

3.人間関係が広がりにくい

人間関係に悩まないのがフリーランスのメリットですが、それは同時に自分の人脈が広がらないことを意味しています。

先ほども言ったようにフリーランス駆け出しのころは人に会わないでも仕事が完結しがちで、どうしても出会いの機会は減ります。

世の中には意外と「学生のうちしか出会えない」というジャンルの人たちもいるので、あまり出会いが無くなってしまうのは大きなデメリット。

フリーランスとして活動するからには、自ら主体的に出会いにいく気の持ちようが大切です。

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4.どの働き方にも良し悪しがあるので、まずは色々試してみるべき

ここまで3つの働き方について紹介してきましたが、どれにも相反するメリットとデメリットがあることは間違いありません。

つまり、「万人にとって正解の働き方」はないのです。

しかし、「自分にとって正解の働き方」を見つけることはできます。

そのためには、可能な限り色々な働き方を経験してみて、どれが自分に向いているかを確かめてみる必要があります。

実際、私はアルバイトもインターンも性に合いませんでしたが、最後にフリーランスという働き方に出会うことができました。

ぜひ、自分にとって最適な働き方を見つけてみてください!

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