先日、横浜DeNAベイスターズ対楽天ゴールデンイーグルスの交流戦を観戦してきました。
その際はチケットを同行する先輩に取って頂いたのですが、席種が今年から増設されたウィング席だったのです。
実は以前もウィング席に関する記事を書いており、これが大変多くの方にお読みいただけているとのこと…。
そこで、今回は再びウィング席から試合を観戦してみた感想をレポートし、前回と変わった点を補足する形で進めていきたいと思います。
1.横浜スタジアムの工事が着々と進行中
さて、いつものように最寄りの関内駅からスタジアムへと足を運ぶと、関内側の正面入り口が「いかにも工事中です!」という雰囲気に包まれていました。
この工事は2020年に予定されている「STAR SIDE(3塁側)ウィング席」の増設に関するものなので、少なくとも今年いっぱいは続くことになりそうです。
ちなみに、レフト側のウィング席もライト側同様3000席が増設される予定で、完成すればライト側と合わせて計6000席が配置されることに。
ライト側ウィング席が誕生してから数か月が経過しましたが、やはり人気カードは依然として競争率が高めです。
したがって、ビジター席とはいえ完成後はもう少しチケット争奪戦の難易度が下がることを祈りましょう…。
2.今回は最上段の立ち見席付近という高所の席に
前回ウィング席で観戦した際は、位置が全体の中でも前のほう(外野席付近)にある座席でした。
そのため、観戦した印象や見え方は外野席とそう大差なく、以前の記事でも
正直、ウイング席の外観と造りをみた時には「グラウンドがよく見えないのではないか」という危惧もありました。
しかしながら、座席の位置は高くハマスタらしい急傾斜も健在だったものの、思っていたよりもずっとグラウンドが見やすかったです。
知っている方には伝わると思いますが、見え方としてはハマスタの外野指定席とほとんど変わらないという印象を受けました。
個人的には、大きな会場で行なわれるライブの際のステージとアーティストくらい小さくしか見えないと思っていたので、良い意味で驚かされましたね。
と書き残しています。
しかし、今回はただでさえ高所にあるウィング席の中でもほとんど最上段に近い位置での観戦となりました。
個人的には前回と極端に異なる場所から観戦できるという事で、むしろ有難かったのですが。
1.同じウィング席でも場所によって見え方や高さが大きく異なる
では、実際に見え方としてどれほど差があるのかを検証していきたいと思います。
まず、前回観戦した際のグラウンド写真をご覧ください。
少し見ていただけば、ウィング席前面の手すりがすぐそばにあるのを確認していただけるかと思います。
正直この位置であれば見え方自体は外野席と大差なく、応援スタイルの違いを受け入れられれば非常にお得な席だと感じました。
では、次に今回観戦したウィング席最上段付近からのグラウンド写真をご覧ください。
いかがでしょうか?
正直に言って、「全然違うな!」と思われた方も多いかもしれません。
写真を見てまず目につくのは内野との距離感でしょう。もちろん見えないことはないのですが、やはり前のほうの席と比べてしまうと若干見えづらいのは事実です。
また、写真からだと分かりづらい大きな違いとして、
とにかく位置が高い
という点が指摘できます。実際、横から見てみるとウィング席はこれだけ高い位置にあるのです。
これの下段と最上段では、言うまでもなく見えてくる景色や高さの感じ方が全く異なります。
2.ウィング席上段・立ち見は「高所恐怖症」の方は避けた方がいい
そして、私が同行した友人の中には、この席からの眺めを
「高すぎて足がすくんでしまう」「頭がくらくらする」
と表現している人もいました。私はあまり気にならなかったのですが、確かにもともとハマスタは傾斜が急であり、かつこの高さが加われば怖くなっても不思議ではありません。
イニングが進んでいくとだんだん慣れてきたようですが、最初のうちは口数も少なく見ていて気の毒になってしまいました。
彼女に話を聞くと、「観覧車もあまり得意ではない」と言っていたので、恐らく普段から高所恐怖症の傾向にあるのでしょう。
したがって、高所恐怖症の方はウィング席での観戦をそもそも諦めてしまうか、せめて席を確保されることを推奨します。
また、同行者がいる場合は「高いところ平気?」と事前に確認しておくとよいかもしれません
もっとも、言ってしまえばハマスタは元々の造りそのものが高所恐怖症を促進するような印象があり、席の最上段であったことが恐怖感の原因と断定することは難しいです。
3.ウィング席限定ピンバッジが配布され、試合にも勝利しました!
人によっては恐怖を感じかねないウィング席の上段部分ですが、中には全く気にならないという方も当然存在するでしょう。
実際、私は特に何かを感じることなく野球観戦を楽しむことができましたし、感じ方は人それぞれです。
また、私が観戦したこの日は「歴代キャップデザインピンバッジ」が付いてくるというキャンペーンの対象日であり、通常と同じ観戦料金でピンバッジを手にすることができました。
私がゲットしたピンバッジは「1955年大洋ホエールズ」のキャップデザインです。
ちなみに、1955年は大洋が川崎球場を本拠とし、さらに大洋の名を冠してから初めてのシーズンを迎えた記念すべき年です。
まあ、シーズン成績は31勝99敗、首位巨人と61.5ゲーム差の最下位という散々たるものなのですが…。
ただ、ここからベイスターズも成長したものだということを再確認するにはいいキッカケだったのかもしれません。
ちなみに、試合そのものもルーキー上茶谷が投げては6回無失点、打っては2点タイムリーと投打にわたる活躍を見せ、3-0で勝利しました。
ハマの二刀流、ここに爆誕…?
3.まとめ
ここまで、以前の記事と合わせてウィング席の場所による見え方や印象の違いを解説してきました。
私の率直な感想としては、同じ料金の座席にも関わらず位置によってその感じ方はガラリと変わるのだ、ということを改めて認識しました。
文中でも述べたように、高所恐怖症の方は特に注意が必要でしょう。
ただし、当然ながら前よりの席からチケットが売れていくのも世の定め。
したがって、私のように高所が別段苦手ではないという場合は、直前でも比較的空いている上段寄りの席で観戦してみるのもアリです。
チケット代も立ち見を除けば一番安くなっているので、駄目でもそれほど痛くない…かも?
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