先日から連載形式で更新している「京都旅行記」。
本日は、その四日目分にあたる「3泊4日で予算1万円!?格安京都一人旅行・観光日記!4日目(岡崎・洛中エリア)」という記事を書き連ねていきます!
京都滞在最終日となる四日目は勝手もわかってきて、理想的な観光ができた一日になりました。
また、最終日ということで旅行全体の感想も最後にまとめています。
なお、記事の体裁や前提は過去分の記事と同様になるので、できれば下記のものを読んでいただくと本記事への理解が深まるでしょう。




1.四日目の旅行計画
まず、四日目の旅行に関して、出発前に考えていたプランを公開しておきます。
その内容は以下の通り。
4日目:岡崎・洛中ルート
観光地:南禅寺(30分)→哲学の道(30分)→銀閣寺(1時間)→真如堂(30分)→金戒光明寺(30分)→平安神宮(30分)→東本願寺(30分)→東寺(30分)→西本願寺(30分)
※()内は滞在時間
このような計画を立てていました。
四日目は最終日ということもあり、旅の最後をバスの出発地である京都駅周辺に定めるという前提で組まれた計画になります。
2.四日目の旅行日記(岡崎・洛中編)
さて、ここからはいよいよ実際に旅先で周った観光地や旅行の感想について触れていきます。
これまで記事を読んでくださっている方は分かるかもしれませんが、当然のように旅行計画はガンガン変更されていきます。
その点はご了承ください。
1.早朝から南禅寺を訪れるも拝観料に驚き
まず、宿の最寄である四条河原町からバスで南禅寺へと向かいました。
南禅寺はこれまで紹介した例にもあった「現役で稼働している」ということがよくわかる寺社で、早朝は修行が行なわれていたようです。
ただ、あまりに早く到着してしまったため、拝観料を要する施設がまだオープンしていませんでした。
そのため後でふたたび同寺を訪問しようと考えていたのですが、事前に拝観料を調べてみるとなかなか阿漕な商売をしていることに気づきます。
南禅寺庭園や金地院を拝観するのに料金が必要なだけでなく、景観が素晴らしいことで知られている正門に登るだけでも別料金…。
もちろん払えないわけではないのですが、「ちょっとやりすぎじゃない?」と思わないこともありません。
とはいえ、いずれにしろ施設がまだ開いていなかったため、ひとまず哲学の道を散歩しながら銀閣の方面へと向かいます。
2.哲学の道を歩いた先にある銀閣は流石の一言
哲学の道とは、南禅寺付近から慈照寺(銀閣)へと向かう川沿いの経路です。
閑静な地域ということもあり、静寂の中で川や自然を楽しみながら「哲学」することができます。
だいたい20分前後の道のりですが、風情を感じられてなかなか満足でした。
ただ、川沿いということもありとにかく虫が多かった…。
虫が苦手な方は大人しくバスを使って移動した方が賢明かもしれません。
そうこうしていると、お目当ての銀閣に到着しました。
銀閣は大人気の観光地なだけあって、朝から修学旅行生や外国人観光客で大賑わい。
混雑しているだけではなく敷地も決して大きくはなかった銀閣ですが、個人的にはかなり満足度の高い観光地でした。
その理由は、今まで見てきた寺社や庭園と比較しても境内の「侘びさび」が最高に感じられたためです。
深めな枯山水といい、小さいながら景観を工夫しつくして配置された池や滝は、実に心を落ち着かせてくれました。
金閣と銀閣はしばしば比較されますが、個人的には断然銀閣派だ、と言い切ることができます。
3.永観堂と南禅寺を拝観することにした
その後南禅寺方面へと引き返す過程で、道中に永観堂禅林寺を発見しました。
時間にも余裕があったので、せっかくならばと拝観していくことに。
永観堂と後に拝観する南禅寺庭園は写真撮影がNGだったような記憶があり写真はないですが、どちらでも国宝や重要文化財を堪能することができました。
また、南禅寺は拝観料で稼いでいるということもあってか、堂内の設備がやたら充実していたのはよく思い出せます。
お金と時間に余裕があれば、南禅寺をもっとたくさん見て回ってもいいのかもしれません。
4.平安神宮と金戎光明寺へ
その後は少しバスで移動し、平安神宮と金戎光明寺へと向かいました。
平安神宮は明治時代に建立されたということもあってか、境内は非常に広く新しさを感じる造りになっています。
境内には大きな庭園もあるのですが、「明治時代の寺社はあんまり観光しなくてもいいかな…」という悪い意味での史学科らしさを発揮してしまった私は長く滞在しませんでした。
続いて訪れた金戎光明寺は、それほど期待していなかった分意外と楽しめるスポットになっていました。
その理由は、観光客が少ないためかかなり本堂の内部を自由に散策することができ、料金に対して満足度が大変高かったためです。
ガイドブックに必ず載っているような観光地だけでなく、少しマイナーな場所にこそ隠れた楽しみが見つかるもの。
そんなことを私に教えてくれました。
5.初日に行き損ねてしまった知恩院へ
金戎光明寺を出ると、予定に対してそれなりに時間の余裕があることに気づきます。
そこで、初日に行き損ねてから日増しに後悔が連なってきた知恩院を再度しっかりと訪れてみることにしました。
ちなみに、予定表にあった真如堂の存在はこの時点で全く忘れています。
知恩院の境内は非常に広く、同時に生活感のある東福寺あたりとはまた違った趣がありました。
特に自然豊かなことが特徴で、庭園や池には一見の価値があります。
紅葉や桜の季節に訪れると、また違った景色を見せてくれることでしょう。
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